IVUSA TIMES

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IVUSAとは「成長の場」砂田和樹さん

ついにインタビューも第10弾まできました!

今、勢いのある東京多摩クラブのクラブ長、砂田和樹さんに迫ります!


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― 今日は遠いところから来ていただいてありがとうございます。まず、自己紹介をお願いします。
 東京多摩クラブのクラブ長を務めております、法政大学三年の砂田和樹です。よろしくおねがいします。


― まず、クラブのことからお聞きしたいと思います。多摩クラブのクラブ長ということですが、どんなクラブですか?
 すごく自画自賛なんですけど、

関東で今一番勢いあるんじゃないかな、と思っています(笑)


― おぉぉ~~~~!
 自分で言っちゃうのもあれですけど、同期も先輩たちも後輩も、そして入ってきた一年生もすごくみんなやる気があります。それぞれの場所で頑張ることを見つけて、それぞれのところで頑張っています。100人ぐらい1年生が入ってきて、継続率も60%を超えてますね。総勢190人以上いる大きいクラブです。


― おお、すごいですね。じゃあ、砂田君自身ではどんなクラブにしたいですか?
 僕がクラブ長選挙の時に掲げたのは、「一人一人が成長できるクラブ」です。どんなことであれ一人一人が成長する場。プロジェクトであったり、クラブ会とかいろんな場を通して成長できると思うので、多くの場で成長できるクラブになればな、と思っています。
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写真:クラブ会中に壇上で話す砂田くん

― クラブ長になろうと思ったきっかけはあるんですか??
 僕が一年生の時のグループ長さんがすごく良くしてくれて、いろんなところで僕の背中を押してくれました。そこから多摩クラブの大きいイベントの「いちょう祭り」のセクション長を任せてもらえて。その時のいちょう祭りのリーダーが去年クラブ長だった土家遼介さんでした。その時の土家さんがすごくかっこよくて、これからIVUSAを頑張ろうと思ったんです。そう思えたのも当時のグループ長が僕の背中を押してくれたからなので、僕もいつしかグループ長になりたいと思いながら、一年間過ごしていました。だからクラブ長なろうとは考えていなかったです。


- そこからどうして、クラブ長になろうと思ったんですか?
 IVUSA をやめようかなって思った時期もあって。その時に土家さんの前のクラブ長だった小原和也さんに辞めたいということを相談したら、僕の考えを変えさせてくれたんです。それから、自分のこれまでのIVUSA生活を思い返してみると、いちょう祭りの時に土家さんに憧れて頑張ってみようかなって思えて、辞めようかなと思ったときに頑張ろうと思わせてくれたのが小原さんで。歴代のクラブ長の方々の影響はすごく大きかったな、と感じますね。だから、自分もそういったクラブ長になりたい、グループじゃなくてクラブごと抱えてやるよ!と思ってクラブ長になりました。

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写真:突然、取材現場に現れた前クラブ長の土家さんと!

- 憧れの先輩がいて、ここまできたんですね。話にも出ていた「いちょう祭り」ってどんなお祭りですか?
 いちょう祭りっていうのは、八王子の高尾駅で行われる50万人ぐらいお客さんが来る大きい祭りです。運営の補助だったりとか、自分たちの活動を紹介するブースを設けさせていただいたり、子供たちと触れ合う企画を設けたりとか。あと、よさこい披露したり、外部の方と一緒の企画もやります。


- たくさんのことをやるんですね。多摩クラブ総動員のお祭りなんですか?
 そうですね。多摩クラブは8月にリーダーが決定して、本番の祭りが11月ぐらいだから、すごく長い期間で作っていきます。他のクラブでいう学祭が多摩クラブではいちょう祭りなんです。対外向けだから、気合も入れるしそれでみんなも仲良くなるね。
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写真:いちょう祭りで集合写真

- 外部のお祭りに出させてもらえるのって地域とのつながりができつつ、クラブ内でも絆ができるっていいですね。クラブの人数が多いことでメリットはありますか?
 助け合いができるし、切磋琢磨できる環境なのかなって。去年のグループ長さんたちが、良いグループ作りをしていて、それを今のグループ長たちも目指しています。それぞれのグループでこういうことをしたいっていうのを掲げて、それをしっかり共有しています。お互いに言い合える人数が多いことは純粋にいいことなんじゃないかなって思います。

 
- 先日の報告会お疲れ様でした。砂田くんは報告会でどんなことをされていたんですか?
 ありがとうございます。地域事業という枠で報告者をやらせていただきました。東京砧クラブ、クラブ長の桝鏡今日子とペアで。なかなかに暴れさせていただきました(笑)。

写真:報告会で壇上で話している様子。

- どうでした??周りの反響とか?
 すごくいろんな人に褒めていただきました。地域事業っていうのは今年から特に力を入れるものなので、「報告してくれてよかった」っていう声もありました。それぞれチームの想いや、プロジェクトの想いなどを掲げて報告者をやっている人たちが多かった。だから、その分僕たちがふざけられたし、「硬いだけではなくゆるい部分も見せることができていたのはよかったよ」っていう声もいただきました。


- すごく笑いが起こっていましたよね。砂田くん壇上で話しているとき、堂々としている印象があったんですけど、緊張しなかったんですか?
 それが、不思議と全然緊張しなかったんです。たぶん実感がなかったんですかね。自分が報告者に決まってから報告会までの期間はすごく短くて。だから実際に大勢の前に立つまでには全然緊張しませんでした。でも、桝鏡さんがすごく緊張していて、なんて声をかけたらいいんだろうって分からなかったですね(笑)。
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写真:報告会で堂々と話す砂田君

- では、私生活の話を聞いていきたいと思います!高校は何をされていたんですか?
 すごく恥ずかしいんですけど、高校は天文部に入っていました。うちの高校にプラネタリウムがあって、そこで上映したり、天体観測にいったりとか。もともと体操部に入っていたんですけど、まあちょっといろいろあってやめちゃって、暇していた時に友達においでよって言われて入りました。途中から入ったんですけど、なんだかんだ部長をしていました。だから、星座や神話とかまで語れます。披露する場がないですけど(笑)。


- 意外ですね!!他にはなにか??
 文化祭の委員長をやっていました。僕の高校がお祭り学校で、文化祭がいっぱいあったんです。体育祭があって、一般に公開する文化祭があって、芸人とかアーティストを呼ぶ身内だけのお祭りや、後夜祭があったり。その芸人やアーティストを呼ぶ祭りの委員長をしていました。


- これまで「◯◯長」というものをたくさんしてきたんですね。
 たぶんやりたがりなのかな?(笑)。あと、推されたりするとNOとは言えないタイプなんでしょうね。小学校からずっとそんな感じ。◯◯長っていうのを気づいたら続けてきています。やっぱりなんかそういうの慣れているんですね。めんどくさい仕事を押し付けられていたりとか(笑)。断れないタイプなんで(笑)。

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- もし、IVUSAに入っていなかったら大学生活何をしていたと思いますか?
 特に何もしていなかったと思います。それまでも特に熱くなるタイプでもなかったんで。大学に入ってからほんとにいろいろ頑張るようになったので。だから、本当に面白くない大学生だったかもしれませんね。IVUSAが僕を変えてくれたのかもしれません。誘ってくれた友達に感謝しています。


- クラブやIVUSAの人にメッセージはありますか?
この場を借りて、言わせてもらいたいことがひとつあります。昨年末にあった役員合宿のときに関西の勢いをすごく感じました。関西はまとまっているし、切磋琢磨しているような印象があって。関東がまとまってないというわけじゃないんですけど、皆がライバルで皆が仲間…みたいな。関西すごいな!って思いました。そういった雰囲気を関東でも作りたくて、役員合宿が終わった時に宣戦布告をしたんですよ。関東を盛り上げるクラブになりますって。ダメな部分もあると思うんですけど、多摩クラブが筆頭に関東を盛り上げていきたいと思って行動してきました。例えば報告会では多摩クラブの面々が活躍していましたし、新歓も成功させました。クラブ事業数も多いクラブだと思います。結果を出せない部分もありますが色んなところで頑張っています。他のクラブに影響を与えたいので、他のクラブは他人事ではなく、「多摩には負けないぞ!」って来て欲しいなって図々しくも思ってます(笑)この場を借りて宣戦布告を(笑)。多摩クラブのみんなはその実現のためについてきてくださいって伝えたいです。皆となら出来ると思っています。
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- 宣戦布告いいですね!関東を盛り上げていきたいですね。最後に砂田くんにとってIVUSAとは?
成長の場です。クラブコンセプトが成長が止まらないクラブなので、ここでも成長を使わせてもらいます。IVUSAにはいろんな成長があると思っていて、ただ挑戦するだけじゃなくて、終わって成功しても失敗してもいろんな学びがあっていろんなものを得ることができる。プロジェクトだけじゃなくって、クラブから得るものだってあるし、それこそ飲み会や何気ない日常から学ぶこともあると思います。そんな様々な成長をIVUSAだけじゃなくこの先社会に出たときにしっかり活かせる。そんな素敵なところだと思っています。

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- なるほど。取材を始める前に「めっちゃ緊張する」って言っておきながら、ペラペラ喋るよね(笑)。
 いやー、ほんとに質問がうまかったのでね(笑)。


- いやいやいや(笑)。今日は本当にありがとうございました。


インタビュー、編集:川島宏美(日本大学3年) 
カメラ:渡邊茉理神奈川大学2年)


〜編集後記〜
「何も話すことがない」と取材する前に呟いていましたが、いざ取材が始まると落ち着いて話しており、さらに取材メンバーから「かっこいい」が鳴り止まない取材でした(笑)。そんな砂田くんはIVUSAのみんなに宣戦布告を!今後IVUSAがどう変わっていくか楽しみです。