IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

「おじいちゃんへの近道」岩崎百合恵さん

インタビューも第16弾となりました!

今回はアットホームな神奈川横浜クラブ、クラブ長の岩崎百合恵さんです。


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ー 簡単に自己紹介からお願いします!

 はい、神奈川横浜クラブ、クラブ長のフェリス女学院大学3年の岩崎百合恵です。よろしくお願いします。


ー よろしくお願いします。まず、IVUSAに出会ったきっかけや入ろうと思ったきっかけがあればお願いします!

 新歓のビラに「学生は微力かもしれないが、無力ではない」って書かれていて、

ビビッときたので入りました!中学高校からボランティアはしていまして、大学でもやろうと思ってボランティア団体を探しているときにIVUSAに出会いました。


ー いろんなことを今まで経験してきたと思いますが、IVUSAの活動の中で個人的に得られたものや成長できたものはありますか?

 そうですね。私もともとすごい潔癖症で、男の子も苦手で、すごい女子でした(笑)。でも、IVUSAは私を“おばちゃん”に変えてくれました(笑)。まず人前で話す事も緊張するし、嫌だったんだけど、厚かましく長く話すようになりました。度胸がついたっていうんですかね。あと、チームのまわし方とか組織力とかはすごく勉強になります。


ー なるほど。なんでおばちゃんになったんですか?(笑)

 たぶん、それは環境がそうさせた(笑)。女子としてみてくれる人がいなかったんでしょうね(笑)。


— シャイだったのに、今こうやってみんなの前で話せるようになったキッカケはあるんですか?

 ある先輩に巻き込められたの!(笑)私が1年生のときに4年生の先輩だったフェリスの偉大な先輩がいました。その先輩が何かあるたびに1年生のドギマギしている私の手を引いて代表の隣に座らせるっていう(笑)。先輩がどんどん背中を押してくださったのがきっかけですね。


ー クラブの雰囲気とかどんなかんじですか?

 和気あいあいとしてますね。めっちゃ仲良いですし、アットホームですね。可愛い子もいっぱいだし、いつでも女子カフェ開けるってかんじ。他のクラブ会とうちのクラブ会の雰囲気を比べたら全然違うんですよ。でも、先輩曰く、毎回異端者が出てくるらしいです。強烈な子が(笑)。

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— おお!いってみたいですね(笑)どんなクラブにしたいですか??

 神奈川横浜クラブはこれからぐいぐいくるクラブだと思います。みんな自主的に動いているし、そのうちクラブ長がいなくても回せるだろうって思っています。「別にクラブ長いらねーよ」って言ってもらえるように目指していますね。あと、まだまだシャイガールが多いので、どんどん外の活動に出て行って欲しいなっておもいます。いろんな人と出会ってほしいです。


ー ここの場をかりて、何かクラブ員にメッセージはありますか?

 いつもありがとうございます。みんながいるからこそ、クラブ以外のことも頑張れるし、自分がやりたいって思ったこのボランティア団体でやりたいことを全力ですることができています。本当にみんなのおかげです。ありがとうございます。


ー 普段からクラブに感謝しているっていうことが伝わってきます。

 本当に後輩には頭が上がらないですね。今日も後輩から「先輩、ちゃんとメールおくりました?」っていう連絡がありました(笑)


ー そもそもクラブ長になるには選挙にでないといけないわけですが、なんで選挙に出ようと思ったんですか?

 もともとクラブ長になる気はなくて、神奈川白楽クラブとひっついてもいいやって思っていたんです。ある時に後輩に聞いたんですよ。「来期、白楽クラブとひっつきそうだけど、どう思う?」って。そしたら、「嫌だ」って言われました。「私はまだ1年生だからクラブ長選挙に出れないですけど、もし出れるんなら私は絶対にでます。このクラブをなくさないでください」って言われたら、もう出るしかないじゃないですか。せめて後輩にバトンタッチするまでは、このクラブを守らないとなって思いました。
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ー 本当に暖かいクラブですね。今年夏プロはどこいかれますか?

 利島と山元町にいきます。


ー 何か役職をもってますか?

​  利島は班長で、山元町は救護です。


― 今まで取材してきたなかで救護は初ですね。

 わたしも救護は初めてなんですよ。


― 救護って、活動に行く前に対処法を勉強して行くってかんじですか?

 そうだね。こういうときにこういう対処法っていうよりは、起こらないように事前に何が出来るかを考えていくって感じかな。リスクヘッジのように起こったときの対応は本当に考えなきゃいけませんね。でも、簡単に言えば看護師じゃねえぞと(笑)どれだけケガ人を出さないか、というのが重要だと思っています。。


― 夏プロ前で忙しいでしょうが、がんばってください!

 忙しいけど…なんとか。ありがとうございます。

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― 今までIVUSAのことをお聞きしましたが、これから岩崎百合恵さん自身のことを探っていこうと思います。

 お!でました!(笑)。


― 今まで高校時代はどんなことをされていたんですか?

 わたしは高校時代放送部に入っておりました。出身が兵庫県なんですが兵庫って放送部が強いんですよ。うぐいす嬢とか。


― 大会とかにも出ていたんですか?

 そうそうそう。めっちゃ出てたんだけど、NHK杯も地区大会とかでは入賞していたんだけど、県とか全国には行ってないです。


― いまなにかアナウンスできますか?

 いいですよ!実は追いコンと関東活動報告会で司会をしていたんですよ。そのときのでいいですか?


― はい、お願いします。

 風邪で喉が潰れていますが…「ただいまより、関東活動報告会2015を開催いたします。本日司会進行を務めます、フェリス女学院大学…」みたいな感じ(笑)


― すご〜い!!(一同拍手)

 ありがとうございます(笑)。

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― 歌もうまそうですね(笑)

 そこは別問題かな(笑)でも、好きでよく歌いますね。声がうるさくて、気づいたらマイクを通さずに地声で歌ってました。


― ええ〜それは凄い!(笑)そんな岩崎さんですけど、趣味ってありますか?

 えーと、趣味はゴルフと茶道ですね。ゴルフは大学のサークルでもやっていて、小学校3年生からゴルフと茶道を始めました。茶道は高校まで一応ずっと続けていて、ゴルフはさぼりにさぼって、お正月とかの長期休みにおじいちゃんと行くぐらい(笑)。


― ははは(笑)。サークルではみんなでまわったりしないの?

 するんだけど、ほとんど夏プロとかと被ってて行けないんだ。だからおじいちゃんとしか…(笑)。


― ゴルフ楽しそうですね!!

 楽しいよ!大学1年生のときにゴルフしようよっていう番組があって、そこに投稿して機会を得たっていう感じ。5分だけどテレビ出たんだよ(笑)そこでプロゴルファーの宮里藍さんの兄の宮里清にさんに教えていただく機会があって、それ以来やりやすくなって。あれは本当に人生の宝!
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― すごい!!将来やりたいことは決まってるの?

 営業系をやりたい!最終的に社長になりたくて、高校生のときは組織のマネジメントとか人材育成だったりとかを学びたかった。経営とか経済系の学校に入りたかったんだけど、今文学部にいて学べないじゃんって思ってたんだけど、IVUSAが学ばせてくれてますね。


― 目指している人とかいますか?

 わたしのおじいちゃんですね。おじいちゃんは色んな人から慕われてて口癖が「逆境に負けない」なのね。80歳ぐらいなんだけど凄く元気で、お金の使い方も豪快で町内のおじいちゃんおばあちゃんが運動をしていないから毎週ゲートボールをしようって提案してゲートボール場作ったり。何かあったときに頼られて、それに対してちゃんと応えるし、小さい頃からわたしの思いは変わりません。


― 素敵ですね。では、最後になりますが岩崎さんにとってIVUSAとはなんでしょうか?


 わたしにIVUSAは成長できる所だし、ある意味社会経験の場かな。こんなに本気で大人たちが叱ってくれる場所ってないし、なにか失敗したときもその人を成長させてあげるように促すというか。そういう環境が本当に恵まれているなって。そこで怒られた事をノートに書いているんだけど、社会人になっても読み直すだろうし、自分のためになることを言ってくれる人って中々いないと思う。なんで失敗したのか、どうしたら良かったのか、とことん一緒に考えてくれる。わたしには代表の存在が大きくて、自分では考えられなかったことを、そういう視点もあるのかって教えてくださるし、このアイディア使おうってなれるから、本当社会にでるのがどんどん楽しみになる。少しでも憧れのおじいちゃんの近づきたいですね。
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― 岩崎さんの将来がたのしみですね。今日はありがとうございました。


インタビュアー、編集:山田充(日本大学2年)
カメラ:杉山佑希(日本大学3年)


〜編集後記〜
楽しそうに自分のクラブのことを語る岩崎さんの話を聞いて、神奈川横浜クラブのクラブ会にいってみたくなりました。他のクラブに行ってみるというのもいいかもしれませんね!