IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

「夢を叶えるツール」阿由葉晃成さん

インタビュー第17弾は東京世田谷クラブ、クラブ長の阿由葉晃成さん

IVUSA発祥の地としての想いを語っています!!

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― まず簡単に自己紹介をお願いします。

 東京世田谷クラブ、クラブ長の阿由葉晃成です。よろしくお願いします。


― まずIVUSAに入ったきっかけはありますか?


 IVUSAに入ったきっかけは、「僕たちは世界を変えることはできない」っていうボランティアを題材としてる映画を見ました。


― 向井理さんの映画だよね!

 そうそう。俺に似てる向井理が出てる映画なんだよね(笑)。


ー ・・・。

 はい(笑)。その映画を見て、自分の日常にも非日常みたいなものが欲しくなったんです。だから大学入ったら、非日常を体験できるものがやろうって思ったました。ちょうどその時にIVUSAに出会って、入りましたね。


― なるほど。今やクラブ長じゃないですか。IVUSAの歴史は世田谷クラブから始まったよね。

 そうだね。やっぱり世田谷クラブは発祥の地だし、僕としては特別という気持ちがあります。だからこそ
発祥の地である世田谷クラブが数あるクラブの中でも1番現場にでて、社会に挑んでいくクラブでありたいと思うし、その想いを意識しながら今でもクラブ長として世田谷クラブを運営しています。

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写真:東京世田谷クラブの様子

ー 重圧に感じることはないの?

 プレッシャーっていうのはある。でも、その自分が逆に発祥の地である国士館・東京世田谷クラブっていうものを背負わせてもらっていることがおれにとってのモチベーションになる。


― その度量はすごいね。クラブの雰囲気とかはどんな感じ?堅苦しいイメージがあるんだけど、実際はどうですか?

 確かに怖いとか固いっていうイメージがあるとよく言われます(笑)。でも、本当の世田谷クラブは、まず個性が強い。自分の意見をはっきりいう子が多い。だからこそ言いたいことを言い合えるチームができているかな。自分の芯となるもがはっきりしている人たちが集まっているクラブです。


― この記事を見てくれているクラブ員にメッセージをお願いします。

 まず始めに、いつも支えてくれてありがとう。みんなの力があってこその世田谷クラブです。これから後期がスタートするにあたって、選挙の時にも言ったけどみんなにはもっともっとたくさんのことに挑戦していってほしいと思ってます。別にivusaのことでなくても自分が熱くなれることを必ず見つけてそこにあるリスクを恐れず、挑戦していってほしいな。それで失敗するかもしれないけど、挑戦と失敗が人を成長させると思ってるし、人生を面白くするものだと思ってます。



― なるほど。IVUSAで阿由葉くんは挑戦してきた?

 よくぞ聞いてくれました(笑)。挑戦と失敗の繰り返しで、いまだに失敗ばかり繰り返しているよ。でも、自分の成長に繋がるだろうなってことは、自分から「やりたいです」って先輩に言ったりとかお願いしに行ったりとかした。うちのクラブ員の子たちにも。もっと自分に「こういうことやらせてください」とか言ってきてほしいな。
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写真:選挙で演説中の阿由葉くん


ー 阿由葉くんの挑戦はこれからも続いて行くんだね。夏プロはどこに行くの?

 夏プロは九十九里にいきます!(※1)


(※1)九十九里浜全域清掃大作戦。詳しくはこちら。


ー おお!なにか役職とかあるの?

 3年生にして初めての九十九里なんですけど、中隊長をやらせていただきます。自分自身、九十九里自体は初めてなんだけど、現場で400人を動かしていくっていうことに興味があったし、そこに携わりたいなっていうのがあったから、活動に行くことになりました。

ー 中隊長っていうのは400人をまとめる役なの?

 中隊長の下には小隊長っていういわば班長の人達がいて、その人達のマネジメントや、しっかり小隊長が班員に対して目的や達成要件を伝えた上で小隊を動かせてるかなどをみたり、自分の中隊をどういった行動指針のもと動かしていくかなどを考えたりしています。


ー なるほど。意気込みをどうぞ!

夏の九十九里よりも熱い熱意と、大隊を呑み込むほどの破壊力と面白さで盛り上げていきます!!

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ー おお!楽しみですね。頑張ってください!!私生活のことも聞いていきたいなと思います。

 恥ずかしいな〜(笑)


ー 高校生のときは何をしていたの?

 中学から高校まで6年間、剣道をしていました。すごい強い部活だった。中学のときは関東大会で1位とか普通に獲る部活でした。初心者だったからレギュラーには全然入れなかったんだけど、練習はすごく厳しかった。そういう点では今IVUSAやっていてストレスコントロールだけは活かされているなと高校時代につくづく感謝してます(笑)


ー そうなんだ。強豪校に初心者で入って、6年間続けられた理由とかあったの?

 先生と仲間のおかげですね。先生はメリハリがある先生で、厳しい時はめちゃくちゃ厳しいけど、でもやっぱり生徒とコミュニケーションをとるときは、しっかり取ってくれました。仲間も恵まれたなって思う。今でも高校の友達とは仲良くしているし、仲間がいたからっていうのは大きかったね。


ー 大学で剣道をやろうとは思わなかったの?

 いや〜剣道って嫌われるんだよね(笑)


ー 臭いもんね(笑)


 よく分かってんじゃん。だから朝練とか終わって教室入ると隣の女の子に「くさっ!!」って言われてきました。
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ー 休みの日とかは何をしているの?

 深夜とかずっと起きちゃうんだよね。朝4時ぐらいまでとか。自分の時間がもてなかったりするから、そういう時間まで起きて、DVDみたりとかしているね。趣味は・・・ないです(笑)。あっ、自分磨きかな(笑)。


ー ・・・頑張ってください(笑)。IVUSAにこうなってほしいとかある?

 なんか以前長南とか砂田とかがゴチャゴチャ言っていましたが、ごめんなさい。世田谷クラブが1番です(笑)それだけは、しっかり言わせてもらいます。あと、こういった形でクラブで切磋琢磨してもっとIVUSAという団体を盛り上げ、1人でも多くの方に自分達が行なっている活動を通して社会問題に対する認識の仕方を変えていければなと感じています。


ー 最後の質問になりますが、阿由葉くんにとってIVUSAとは?

 はい、出ました(笑)。おとといの夜からずっと考えていた(笑)俺にとってIVUSAとはただのボランティア活動をする場じゃなくて、「夢を叶える為のツール」かな。自分が将来こうなりたいっていうビジョンがあって、それに対して自分は今何をしなければならなくて、ivusaという団体を使って何が出来るのかと考えた時に、このivusaは社会を見据えてたくさん吸収できる場であると思うし、それがivusaの面白さかなと僕は感じています。ivusaを卒業した時に何も残らない人間にはなりたくないので、今このivusaという団体を少しでも多くツールとして使っていければと思います。
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— 今日はありがとうございました。

 
インタビュアー、編集:川島宏美(日本大学3年)
カメラ:山田充(日本大学2年)


〜編集後記〜
1年生の時から知り合いでしたが、いつもふざけあってばかりだったので改めて阿由葉の考えていることを聞けてとてもいい機会になりました。同期がこうやって活躍している姿をみると、私たちIVUSA TIMESも負けてられないですね。