IVUSA TIMES

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「ワクワクが枠に収まらない」宮川和己さん

インタビュー第32弾は、西日本本営部長の宮川和己さんです。

参加者募集中の岡山県備前市での活動について伺ってきました!

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ー 今回は宮川さんきっての依頼が来ましたので、緊急で取材します!よろしくお願いします!まず自己紹介を!

同志社大学四年、京都今出川クラブの宮川和己と申します。宜しくお願いします。


ー 和己さんは今、23期の西日本運営本部長をしていらっしゃいますよね!


 そうです。今期、西日本運営本部長をやらせていただいています。この役職は簡単に言うと、西日本のクラブ長をまとめて、彼らのクラブ運営に対して、指摘や提言、時には一緒に悩んで解決策を模索したりします。要するに西日本のクラブ全体をみています。


— もうすぐ任期が終わりですが、1年間やってきて所感などありますか?

 自分自身、昨年度の1年間クラブ長をやってきました。その時にできなかったことや悔しかった思いがある分、今クラブ長たちができるだけ良いクラブ運営ができるようにサポートしたいなって思っています。 でも、正直11個のクラブを見ることは想像以上に難しかったです。クラブごとに状況が違う中で、クラブ長たちが良いクラブを作るためにどれだけ力になれたのかなと考えるとまだまだできたなって思ったり。今は達成要件の一つでもある「継続率70%を目指して」ということを重点的にやっています。そちらを最後までやりきって、卒業したいですね。

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ー 今回は岡山県備前市での活動のプロジェクトマネージャーをされるんですよね!どのような活動なんですか??

 今回は、備前市活性化活動ともうひとつ第三次日生(ひなせ)諸島活性化活動という二つの活動がセットとなって、3月2日〜7日の長期に渡って活動します。最初の3日間は関東メンバーが中心に作り上げていく備前市活性化活動です。これは備前市にある日生・備前・吉永っていう三つの地域の観光資源を自分達で体感し、備前市のまち営業課に意見や提案をするという活動です。実はありがたいことに備前市のほうから来てほしい、と誘っていただいたんです!IVUSA以外にも首都圏の大学中心に東大や、備前焼など芸術品に対しての意見も欲しいから美術芸術系の大学にも募集かけたりいるそうで。まあ打倒東大ですよね(笑)。東大よりも面白い提案をしたいし。



ー 打倒東大!!他の団体の人と交流もできそうで楽しそうですね!!後半の3日間の第3次日生(ひなせ)諸島活性化活動というのはどんな活動なんですか?


 これは日生諸島の中に鹿久居島(かくい島)にある“まほろば”っていう古代体験施設の活性化活動になります。本土と鹿久居島に橋がかかったことによって交通の便も良くなったから、この際に何かアクションを起こそう!ということで、“まほろば”をハブに日生諸島全体を上手くコーディネートできたらなって思っています。その“まほろば”は凄く荒れ果てた地なので、まずは整備活動からですね。一回活動きり「終わり!」ではなく、これから何年何十年かけて活動していくものです。学生の目線も踏まえて、日生諸島全体や備前全体が活性化する中心地になればいいなという想いで活動を作っています。

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写真:一回目の備前市の活動



ー なるほど。この活動の始まった経緯を教えていただけますか?

 IVUSAの事務局員の親戚の方が備前市の市議会議員で、その方が“まほろば”を作ろうと提案した方なんです。でも、それが現在廃れているから、“まほろば”をもう一回元気にしようやっていうところからこの活動が始まりました。ちょうど本土から鹿久居島に橋がかかったのでちょうど良い機会でした。


ー 橋もつい最近できたんですか?

2015年の4月に出来たばかり!


— 本当に最近できたんですね!!活動の準備が忙しいと思いますが、今回リーダーをしてみて感じることはありますか?


 クラブ長をしていた時もですが、今回マネージャーをしている時も主人公は自分じゃないなって考えています。隊員たちが輝く姿を見るのが俺の仕事やという風に思っていますね。自分がこうしたいからその通りに下を使うっていうようなリーダー像よりも、みんながある一つの目標に対して全員が輝いている組織をコーディネートしていきたい。人の上に立つ、誰かを引っ張っていくっていうことは「みんなを輝かせる」っていうことなんかな。そして、そう輝けるように隊員をマネジメントしていき、備前市に対してアクションを起こせるチームを作っていきたいと思ってます。


ー かっこいいです!!名言だしてきましたね(笑)まだ参加者募集だそうじゃないですか!!


そうなんですよ!!IVUSA会員のみなさん、毎日毎日会員ページを開けたら僕の顔が出てきてすみません(笑)
関東の方の写真はかっこよく写っている方(記事1番上の写真)を選んだんですけども、関西組の人のエントリーが伸び悩んでいる理由はあの不快な写真のせいかなと思っています…(笑)。
関東組は3月2日〜7日まで、関西組は3月5日〜7日まで、関東関西終わる日にちは一緒でやらして頂いております。
とにかく特に声をかけたいのは「春の活動に一つも行かないという人」です。現場でしか味わえないことってあるし、その地域が悩んでいることを身をもって知れる機会もなかなかないです。ボランティアするっていろんな形があるけど、地域活性化の新しい形を作りたい。だからこそ春プロ一つも行かないって子は、一緒に汗流しながら頭を使いたいなって思います。自分に自信がない、お金がないとかいろいろな理由があると思うけど、僕はIVUSAの会員は全員仲間やと思っているんで是非エントリーお願いします!



ー この記事をみてて、少しでも気になる方はエントリーしてみてはいかがでしょうか!!
和己さんも4年生なのでもうすぐ卒業ですね…。ivusa終わりますが、宮川さんにとってivusaはどんな存在でしたか?
 

 「わくわくが枠に収まらない場所」かな。最近少しivusa ではやってきてる気がします。(笑)ivusaでの経験はいつもわくわくするものだったし、仲間と何かすることにいつもおもしろみを感じてた。このわくわくという感情が自分の原動力やったし、どれだけしんどいことがあっても楽しみながらやって、一か月たったらそれも想い出になってました(笑)。


ー 何事も楽しむことが大切ですね!本日はありがとうございました。残り少ないIVUSA生活、最後まで楽しんでください! 
 こちらこそありがとうございました。

インタビュー・編集:菊池晴宏(京都産業大学2年)
カメラ:坂本奈月(同志社大学1年)


〜編集後記〜
入会当初からお世話になってる和己さんに取材を通して広報活動の手伝いをすることができて嬉しかったです。もっと和己さん自身の深い話を聞きたくなりました!ありがとうございました。ぜひみなさんもこの備前の活動に参加されてみてはいかがでしょうか!!