IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

第135回「人と人がつながり互いによりそう場所」永山玉恵さん

第135回のIVUSATIMESは、砧クラブ4年の永山玉恵さんです!今年の春よりプロジェクト化した千葉県佐倉市活性化活動の誕生秘話から活動の様子、プロジェクトマネージャーとしての思いを余すことなく語っていただきました。ぜひ最後までお楽しみください!

今回のメニューは、

の4本です。お楽しみに!

―本日はお忙しい中ありがとうございます!最初に自己紹介をお願いします。

はい!砧クラブ4年の永山玉恵と申します。日本大学商学部商業学科に在籍しております。お願いします!


―東京駒沢クラブ2年の縣紗也佳です。本日はよろしくお願いします!

―さっそくインタビューを始めていきたいと思います!まず、IVUSAに入ろうと思ったきっかけってありますか?

高校生の時にボランティアをしていた友達がすごく輝いて見えて大学生になったらボランティアサークルに入ろうって決めていました!IVUSAに決めたのは、先輩方が優しかったからかな。


―人間関係ってとても大事ですよね!では約4年経った今、たまさんの感じるIVUSAの良いところと大変なところを教えてください。

まず良いところは、たくさんの面白い人と関われるところかな。そしていろんな考え方を知ることができる。大変なところは、いっぱいラインの通知が来たり期限のものが溜まったりするところかもね。私はそれが大変には感じなかったけど(笑)


—たまさんは確かに楽しんでやっていそうですね!(笑)


1.印象に残る活動

ーそれではたまさんがこれまでの活動の中で1番印象に残っている活動は何ですか?

1番印象に残っているのは、印旛沼クリーン大作戦っていう活動かな!


—どんな活動ですか?

特定外来水生植物、南米原産のナガエツルノゲイトウが川の増水で水の処理施設に流れてあふれてしまうような被害を防ぐために駆除する活動です。


—長靴を履いて川に入って取っていくんですか?

そうです!


—かなりの体力が必要ですね!

そうだね。2泊3日の活動中、夏の炎天下で沼や川に入って作業することもあるので結構必要かもしれない!


—どんな人がこの活動に向いていますか?

IVUSAに入ったばかりの人でもできる活動ですね。特に積極的に行動したい人に向いているかもしれない!活動ではナガエツルノゲイトウを効率よく取っていく為にはどうしたらいいんだろうっていうのを考えることも大切。自分の頑張りが周りに認められやすいし、隊全体の力に反映されやすい活動ともいえる!


―普段何人くらいの隊で活動していますか?

2019年コロナ以前で約100人、2020年コロナ後で約50人かな。


―たくさんの人が活躍されているんですね!

2.プロジェクト誕生秘話・思い

ーでは、たまさんが今年の春から発足したプロジェクト、千葉県佐倉市活性化活動でプロジェクトマネージャーに立候補した理由は何ですか?

実は立候補ではなくて。


ーそうなんですか!?

そうねんです(笑)本当はこの活動は白山クラブ4年の小林希実さんと事務局の方で話していた印旛沼年間チームの企画のひとつだったんですよね。だけど、プロジェクトとして佐倉市に憩いの場所を作るの楽しそうじゃない?っていう話になって、勢いでそのまま私がプロジェクトマネージャーになり、印旛沼に関わっていた人達を誘ってその日のうちにプロジェクトに決まったの!


―企画をすぐにプロジェクト化させるのってすごい行動力ですね!第1回目の隊はどのくらいの規模なんですか?

もともと30人の隊で予定していたんですが、最終的に40人の隊になりました。正確には41人かな。


―たまさんはプロジェクトマネージャーとしてどんな活動にしていきたいですか?

憩いの場所を作って繋がり、寄り添いを大切にできる活動にしていきたい。千葉県には支部がないからこの活動がきっかけでできたら嬉しいよね。IVUSAに所属する大学生個人だと四年間しか活動に関わることができないけれど、先輩から後輩へ受け継いでIVUSAの団体として地域の人達とずっと繋がりを持てるような関係性を築きたいな。


遊具作りの様子

―ありがとうございます。今回の春プロジェクトをきっかけにIVUSAの学生と佐倉市との繋がりが強くなっていくのが楽しみになりました。では先ほどお話にあった、年間チームについてお聞きしたいです。印旛沼の年間チームって普段どんなことをされているんですか?

定期的に印旛沼年間チームの全体会で活動報告や印旛沼についてのワークをしている!実際に活動場所のその後を見に行ったり、繫茂調査を行ったりしたかな。他にも印旛沼地域のナガエツルノゲイトウ以外の問題にも年間を通して関わっていきたいという思いからカウンターパートさんとお祭りの運営法人をした!


―とても幅広く活動されているんですね!地域の方々に寄り添った活動がすごくいいですね。では、たまさんが残りのIVUSA生活でやりたいことはなんですか?

印旛沼クリーン大作戦のプロジェクトを成功させることです!
これが私の夢であり責任だと思っています。


―応援してます!これまでたくさんの活動をしたたまさんから後輩に伝えたいことってありますか?

自分のやりたいことを見つけて欲しい!IVUSAでやりたいことを見つけることってなかなか難しいんだけど、見つけていく楽しさも感じて欲しいかな。


―ありがとうございます!

3.あなたにとってIVUSAとは

―最後にたまさんにとってのIVUSAを教えてください。

人と人がつながり互いによりそう場所!IVUSAの活動を通して知り合った人と意見を交わし、社会問題に対する知識を得たり、新たな考え方を学んだりする事ができる環境だと思う。そして、活動という形を通してお互いによりそい、学生が1人ではできない事を、みんなで一丸となり実現させる場所。

―ありがとうございます!


4.後日談 プロジェクトを終えて

―春プロジェクトはどうでしたか?

佐倉市活性化活動を通して環境問題について考えるきっかけになり、地域について考えて私自身も佐倉市地域のことが大好きになった。活動では地域の方々と一緒に達成感を感じる事ができ、竹で作った遊具で遊ぶ子供たちの笑顔を見ることができてとても嬉しかった。


―プロジェクトマネージャーの感想も教えてください!

4年生最後の活動として、とても貴重な経験だった。1次隊のプロジェクトマネージャーとして、地域の問題や課題に対して、私たちに何ができるかを考え続けた半年間。ヒアリングや現地調整を通して、活動が具体的になっていく楽しさ、仲間に支えられる事の有り難さを実感した!1人では出来ないことも、IVUSAの仲間がいれば、実現させる事ができます。一緒になって考え続けてくれた、仲間に心から感謝しています。


―今後のご活躍も応援しています!本当にありがとうございました!


編集後記:縣紗也佳

たまさんの佐倉市に対する思いがこの記事を読んでくださった方々に少しでも届くと嬉しいです!私自身も残り少なくなってきた学生生活の中でやりたいことを模索していきたいと思います。

取材:縣紗也佳(駒澤大学3年) 
編集:縣紗也佳(駒澤大学3年)