IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

第43回「新しい自分を見つけられる場所」岡田理香子さん

 

第43回目のIVUSA TIMESはIVUSA掘り出し企画!プロジェクトマネージャーやクラブマネージャーなど、最前線でIVUSAを引っ張るのではなく、学生として様々なことに挑戦しながらIVUSAに所属している人を取材してみました! 今回はその第一弾、跡見学園女子大学3年の岡田理香子さんです!!

 

 

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― それでは、まず簡単に自己紹介をお願いします。

跡見学園女子大学東京大塚クラブ3年の岡田理香子です。お願いします。

 

 




― お願いします。今までにどんな活動へ行ったことがありますか?

2泊3日などの大きなプロジェクトは、「雪原カーニバル」(※1)のみ参加した事があります。あとは一日で終わるような活動で、例えば軽い障がいを持った子どもと一緒に遊んだり、高齢者の人と一緒にお話しする活動に月に何回か参加しています。

(※1)新潟県十日町市「雪原カーニバルなかさと」活性化活動 活動レポートは【こちら

 



― へぇ!それはIVUSAの活動ですか?

はい。IVUSAとしてやっていますが、他の大学にも呼びかけるのではなく、跡見学園女子大学の学生だけで活動しています。普段ボランティアに行ったとしても、本当に他人の役に立てているのかと思う人もいるけど、この活動はすぐ目の前で相手が喜んでいる姿が見られるからやりがいを感じる子が多いの。そういう声を聞くとこの活動もする意味があると思っています。

 


― いいですね!関わりやすい活動や、気軽にできる活動も必要ですよね。「雪原カーニバル」には参加した事あるとのことでしたが、思い出などはありますか?

最初にIVUSAに入会したきっかけも、「雪原カーニバル」の活動の写真を見て、こんな景色見られるなら行きたいと思ったからなんです。だからそれは絶対行こうって決めていました。自分たちが活動で努力してきたことが最後にその綺麗な景色として見ることができたので、今も本当に忘れられないぐらいいい景色でした。生で見た景色はまだ頭の中に残っています。

 

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今回の取材は晴天の代々木公園で行いました。



― そんなに綺麗な景色だったんだ。そもそもIVUSAに興味を持ったきっかけは何ですか?

大学に高校時代からの友達がいて、その友達に「面白そうだからボランティアサークルの説明会聞きに行ってみない?」って誘われたのが始まりです。その説明会でトミーさんというもう卒業してしまった先輩から活動に対する熱い想いを聞いて、それまではちょっとふわふわしていた大学生というイメージが、大学生ってすごいなって思うようになって、私も何かしてみたいなと思って入会しました。

 


― そっかあ。そんな風に先輩の熱い想いを聞いて入ったIVUSAは、実際どうだった?

普段は大人がやってくれている事もIVUSAにいることによって、大学生活だけではできないような役職をやることができるのは、社会に出たときに役立つことが多いなと感じます。あと何よりいろんな大学の人と出会えて、関東だけじゃなく関西の人とも知り合え、友達とか仲間になれることはなかなかできる経験じゃないと思います。それはすごいIVUSAのいいところだと思う。

 



― 北は群馬、南は長崎まで仲間がいるもんね!理香子さんが所属している、東京大塚クラブはどんなクラブですか?

大塚クラブは人数が少ない分、仲がとても良いです。それは去年、クラブの役員を決める時期に理由があって。それまで役員だった先輩たちがやってくれていたことを、今度は自分たちがやるとき、何から始めていいのかもわからなくなり、クラブがうまく回らなくなって、クラブの存続もできるかどうかという話まで出るようになっていたのね。でも先輩たちが作ってくれた大塚クラブは絶対に無くしたくなかってみんな思っていてくれたから、話し合って、思っていたことをちゃんと言葉にして伝えることができた。そこでみんなの距離がぐっと縮まって、それまでよりもっと協力して活動できるようになりました。

 


― とってもいいことだね。そんな話し合いの中で、クラブを背負っていく理香子さんの代のクラブマネージャーに一言お願いしていいですか?

彼女は頑張り屋さんで、頑張り過ぎちゃうところがあるから、もっと頼って欲しいって言いたいです(笑)。本当にいい子で、超癒し系で愛されキャラなの。だから支えてあげたいなって思います。

 


― 支えてあげたいマネージャーっていいね。では次にIVUSA以外での理香子さんに迫ります。何か頑張っていることはありますか?

3歳から今まで18年間モダンバレエをやっています。よくみんなイメージするようなのはクラシックバレエと言って、トウシューズを履くけど、モダンバレエは現代的なダンスに近い感じです。

 


― みんながよくイメージするバレエではないという事ね。

そうなんです!バレエを大きく分けるとクラシックバレエとモダンバレエという風に分けられるんですが、モダンバレエは創作ダンスみたいな感じで、特に曲とかは決まってなくて、クラシックの音楽じゃなくて声が入っていたりするのもあるの。言ってしまえばなんでもありなジャンルで、とても楽しいです!

 


― へえ。全然知らなかった!モダンバレエの大会ってあるの?

6月に発表会がありました。私が所属している教室が主催するもので何曲か踊る感じなの。大会やフェスティバルにもいろいろ種類があって、コンクールだったり文化祭に参加したりもしています。大学2年生の去年が私の中で一番バレエを頑張っていた一年だったかな。中でも10月頃に鹿児島で国民文化祭というダンスや舞踊の大会みたいなものがあって、そこで埼玉の代表として選んでもらって、鹿児島に行って踊っていました。

 

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モダンバレエの大会の様子




― えええ。それはすごい!全国大会みたいものだね。

いや、文化祭みたいなものだからそこまでのものじゃないよ(笑)。それに選ばれたりしたりして去年はバレエ色に染まっていた一年でした。



―大学生活の中にもそうやって頑張れることがあるのはいいことですよね!3歳でモダンバレエを始めたきっかけはなんですか?

私は小さいころから曲がかかったりすると、踊りだしちゃう子だったみたいです。おばあちゃんの家で自分で踊りを作って、ショーを始めちゃう遊びをしたり(笑)。それを見て喜んでもらう事がすごく嬉しかった。そこからダンスをやりたいという気持ちが強くなって、お母さんにいろんなバレエ教室に連れて行ってもらって、今の教室に行きついたっていう感じです。

 

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バレエの衣装のひとつ。一番後ろが理香子さん。




―踊り出す子だったんだ(笑)。じゃあまたIVUSAと絡めて話をします。他の団体とかに入っている人達ってIVUSAの外にいるって感じる時があると思うんだけど、そういうときにIVUSAを見たらどんな団体に見える?

今年になってから、同期の友達が中心となって動いて頑張っているから、IVUSAの外にいるときでも自分も頑張ろうと思うときが最近多いかな。1年生の時はちょっと受け身で、バレエをやっていることを言い訳にしていたわけじゃないけど、私の中でIVUSAに壁があったの。でも最近は同期も頑張っているから、自分もそれに刺激を受けています。IVUSAは頑張りをくれる存在かもしれないです。

 



― IVUSAからもモチベーションをもらっているんだね。では、最後の質問になりますが、あなたにとってIVUSAとは何でしょうか?

はい、新しい自分を見つけられる場所だと思います。去年今まで自分からなら挑戦しなかったことも、やっている人を見てから視野も広がって、やってみようかなって思うことが増えたからかな。やっぱりそのやりたいって思ったことができる場所です。

 

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― 選択肢はたくさんあるよね。IVUSAにもダンス、留学、資格などなど、いろいろなことをやりながら、ボランティアに参加するという形で所属する人も多いですもんね。ではこれでインタビューは以上になります。ありがとうございました。

 

 

インタビュー:山田 充(日本大学3年)

カメラ・編集:長谷川 千尋(日本大学2年)

 

 

~編集後記~

IVUSAは人数が多い分、様々な学生がいることを改めて知ることができました。ダンスももちろんですが、大学生のうちに自分の好きなことに打ち込むことや、もしくは好きな事を見つけることができる、、、そんな方の姿にあこがれますね!