IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

第139回 「自分の可能性を広げてくれる場所」小島圭裕さん

第139回のIVUSA TIMESは、京都京田辺クラブ3年の小島圭裕さんです!京都京田辺クラブのクラブマネージャーを務め、2024年の春プロで琵琶湖湖岸清掃活動の大隊長も務める2024年注目のお方です!今回は、そんな圭裕さんのクラブマネージャーを務めるにあたっての思いやPTを担う上で大切なことを語っていただきました!ぜひ最後までご覧ください!※今回のインタビューは圭裕さんが2年生の際に行ったものです。

今回のメニューは、

の5本です。お楽しみに!

―本日はお忙しい中インタビューを受けてくださりありがとうございます。まず始めに自己紹介をお願いします。

はい!京田辺クラブ2年の小島圭裕です。今期からクラブマネージャーを務めることになりました。


―駒沢クラブ1年の永田雄也です。本日初インタビューで緊張しております(笑)。よろしくお願いします!

よろしくお願いします。お互い頑張りましょう!


1.IVUSAに入ったきっかけ

―それではまずIVUSAとの出会いについてお聞きしたいと思います!IVUSAに入ろうと思ったきっかけってありましたか?

高校の時にブラジルに一年間留学をして、そこでAFSという国際的なボランティア組織に協力してもらったことがきっかけです。学校とかホームステイ先も全てボランティアで受け入れて貰ってすごく助けてくれました。そんな彼らを見て、お金とか関係なく人助けするのってかっこいいなって感じて、自分もそういうボランティアがやりたいなって思ってIVUSAに入りました。


―なるほど!そのAFSという団体とはどのようなかたちで出会ったのですか?

姉が海外留学に行っている関係で僕も海外留学に興味を持って、自分で調べて見つけたという感じです。


―それでブラジルを選んだと、すごいですね!

英語圏じゃないところに行きたいっていうのと、サッカーをやっていたっていうのもあったので、てブラジルにしました。


―そうなんですね、きっかけの部分からも圭裕さんの優しい人間性が見えた気がします!


ブラジル留学中の圭裕さん

2.京田辺クラブクラブマネージャー

ーでは、次の質問にいきたいと思います。圭裕さんは今年の1月から京田辺クラブのクラブマネージャーを務められていますが、どうしてクラブマネージャーをやろうと思ったんですか?

学園祭のMTっていうリーダーをする機会があったんですけど、その時に京田辺クラブに対して「もっと自分が変えていきたいな」と思ってクラブマネージャーになりました。1,2年生の時にクラブ事業ばかりに参加している中、このクラブには素敵な人がたくさんいることに気づいたんです。そして京田辺クラブのことをすごく好きになったからこそ、自分が変えたいなと思うようになりました。

―実際にクラブマネージャーの任期が始まってみて、今はどんな感じですか?

思っていた以上に大変なところも多いなっていう風に思っています。自分たちのクラブは役員が8人と少し多いので、情報共有をどう共有するかなど、まだまだ体制の改善が必要かなって思います。でも、クラブ員一人一人と個人面談するときに、役員全員で協力したらすごく早く終わったんです!そういう意味では8人で協力できたっていうのはすごくよかったなっていう風には思います。


―確かに、私も新歓でサブリーダーを務めているのですが、自分含めた4人のリーダー内でさえ情報共有するのは大変だなと思うので、8人いれば相当大変そうだなって思います。

そうですね。難しい本当に。


京田辺クラブ役員8人

―え、でも8人もいるってことは、京田辺クラブって何人規模くらいのクラブなんですか?

規模感で言うと今年は200人ぐらいかな。


―200人!

だいたいね(笑)。


―もう名前を覚えるのも大変そうですね(笑)。

うん。人数が多いとやっぱりそういう意味でも大変かなっていう風には思うね。


―そうですか。ありがとうございます。そいえば、圭裕さんのインスタグラムの投稿で、京都の3クラブ合同で運動会をやっているのを見たんですけど、、。

あーあれね!


―あの合同運動会はどのような経緯で開催することになったんですか?

あれは、自分から深草クラブや西院クラブの人たちに声を掛けたのがきっかけですね。今回久々に対面で選挙をやったと思うんですけど、その時にさっきの2つのクラブが一緒の部屋だったんです。それで、せっかく京都のクラブがいっぱいいるし、合同企画をやったら面白いんじゃないかなって思ったので。


―自分から行くなんてすごい、、。

そこからクラブマネージャー同士で集まって、何をするかを話し合ったときに、京田辺には運動場があるし、運動会をするのがいいんじゃないかって話になりました。実際には西院クラブは来れなかったんですけど、深草クラブと今出川クラブが来てくれて、3クラブで開催したという感じですね。


―すごく楽しそうで羨ましいなって思いながら見てました(笑)。

でも時間が9時から18時ぐらいまでとけっこうハードで、、。みんなへとへとになりながらも笑顔でやってくれたので。すごく嬉しかったなって思います(笑)。


―そうなんですね。東京もいっぱいクラブあるんで、そういう合同イベントみたいなのが開催できたら面白いなって思いました。

遠いけど関東と関西でも一緒にやってみてもいいのかなって思うし、是非やりたいなって思います(笑)。


―ぜひお願いします(笑)。


3クラブ合同運動会集合写真

3.初めてのPT、飯山市活性化活動

―では次の質問にいきます。圭裕さんは春プロの飯山市活性化活動で、初めての対面のプロジェクトにも関わらず、班長を務められていたと思います。そこで、班長として大変だったこと、逆にやりがいを感じたことを教えていただきたいです。

大変だったことは、現場長との話し合いですかね。飯山では地域活性化がメインだったっていうのと、自分たちが担当した雪像を作るという作業は、地域の方が指示を出すというより、担当している現場長の人たちが、何をするかを決めてやっていました。なので、現場長と協力しながら、事前に班員がそれぞれ考えてくれた個人目標の達成に近づけていくためには、班長としてどう活動していくべきかっていうのを現場長ミーティングで伝えて話し合うことが難しくて、大変だったかな、っていう風に思います。


―なるほど。

でも、終盤になるにつれて班員が、個人目標を達成したり、活動以外のところでも交流して班内が仲良くなって、絆が生まれたりしたことに班長のやりがいを感じました。最終的に「この班で良かった」、「活動が終わってもまた集まりましょう」、みたいに言ってくれて、「あぁやってよかったな」と思ったし、すごく嬉しかったです。


―確かに圭裕さんの班すごく雰囲気が良くて、良い班長だったんだなーと思いながら見てました!

ありがとう(笑)


―ではPTをやったことがない人がもしPTをもしやるってなった時に大切なことっていうのはなんだと思いますか。

やはり、やってみないとわからないことも多いと思うから、最初は勇気をもって踏み出して欲しいです。自分が選挙に出た時にも言ったんですけど、やらない後悔よりやる後悔というスタンスの方が確実に前に進めると思うので、やってみたいPTがあるんだったら、ぜひとも、一歩踏み出してやってみて欲しいなっていう風に思います。


ーブラジル留学に行き、クラブマネージャーを務めている圭裕さんのお言葉には響くものがありました(笑)。

全然そんなことはないんですけど(笑)。


―ありがとうございます。僕も圭裕さんの言葉を参考にこれからPTに挑戦して色々なことを経験したいと思います。

うん挑戦してね。


飯山市活性化活動の圭裕さんの班

―はい!あと個人的にお伺いしたいんですけど、僕これから山手線*1で班長を務めることになってのですが、人をまとめるのが苦手で、、。人をまとめるためにはどういうことが大事ですかね?

自分も環状線*2で班長をやってて近い悩みがあります。やっぱり初対面の人が多いからそういう人たちとコミュニケーションとる部分が難しいのかなって思うんですけど、何回も話したり、zoomで顔合わせをしたらやっぱり自分の人柄もわかってもらえるし、相手も心を開いてくれると思います。


―寄り添い続けることが大事なんですね。

そうだね!多少メンタルにくる部分もあるかもしれないけど、めげずに声をかけていくことは大事かなって思います。


―ありがとうございます。僕もこれから個人LINEをして班員の不安を和らげていきたいなって思います。

うん!


―なんか、僕のためのインタビューみたいな感じになっちゃいましたね(笑)ありがとうございます。


4.あなたにとってIVUSAとは?

―では、最後に圭裕さんにとってのIVUSAを教えてください。

自分の可能性を広げてくれる場所です。去年まではほとんど京田辺クラブで活動してその中でも学びが多かったんですけど、今回飯山市活性化活動、山手線、環状線といったクラブの垣根を超えた活動に参加して、これまで以上に学びが多かったし、成長できたのかなと思います。


―そうだったんですね。具体的な成長のきっかけはありましたか?

自分じゃ全く想像つかないような考えを持っていたり、熱いパッション、情熱を持ってる人と出会うことが多くて、そういう人たちと関わっていくと、そこから良い影響を受けて自分がどんどん成長しているような気がしました。なので、IVUSA学生にはぜひともそういう成長を促してくれる人と出会って可能性を広げていってほしいなって思います。


―ありがとうございます!

5.おまけ 理想のリーダー像

―僕からも質問いいですか?(古崎)

どうぞ!


―ありがとうございます。駒沢クラブ2年の古崎駿也です。よろしくお願いします。

よろしくお願いします!


—クラブマネージャーをやるにあたって憧れの先輩が誰かいたりしたのか、クラブマネージャーになると決めるにあたって誰か理想とするクラマネ像があったりしましたか?

自分が1年生の時のクラブマネージャーだった現在4回生の正木研史郎さんっていう方ですかね。その方はクラブマネージャーでありながら、誰もが知っている身近な存在で、自分の理想のリーダー像である「めちゃくちゃ親近感のあるリーダー」と類似している部分があったので、すごく憧れの存在です。


—その憧れっていうのもあってクラブマネージャーになったと思うんですけど、今後京田辺クラブをどんなクラブにしていきたいか、圭裕君の中にある理想とするクラブを教えてください!

僕自身の理想とするリーダーは身近で親近感のある存在です。もしそうなれたらいろんな人の意見を吸収して、それをクラブに反映できるような感じにしたいなと思っています。役員選挙の時も、クラブ員の意見が取り入れられるようなクラブを作ることが目標ですっていう風に言ったので、自分の意見を通そうとするリーダーじゃなくて、全員の意見を通して作れるクラブにしたいなって思ってます。


—ありがとうございます!京田辺は200人規模というのもあって、人数多いとそれだけ意見を吸収するのも大変だと思うんですけど、一緒の役員として頑張っていきましょう!(笑)

頑張りましょう!(笑)


―本日はありがとうございました。今後の活躍も期待しています。


編集後記:永田雄也

今回の取材を通して、たくさんのことに挑戦してさまざまなものを感じてきた圭裕さんだからこそ、とても優しく、そして200人をまとめるリーダーとしての器があるのだと感じました。私も圭裕さんのように人として大きくなれるように、たくさんのことに挑戦して色々なものを吸収していきたいと思います。これからも圭裕さんの活躍を楽しみにしています!

取材:永田雄也(駒澤大学2年) 古﨑駿也(國學院大学3年)
編集:永田雄也

*1:山手線一周清掃大作戦

*2:大阪環状線一周清掃大作戦