IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

第136回 「ココロ踊る場所」山本若菜さん

第136回のIVUSA TIMESは、東京世田谷クラブ4年生の山本若菜さんです!IVUSAとの出会いから私たち後輩に対しての思いなど、若菜さんの素顔に迫れる記事となっております。ぜひ一読ください!!

今回のメニューは、

の4本です。お楽しみに!

―今回取材をさせていただきます、駒沢クラブ1年の森屋美咲です。よろしくお願いします。

世田谷クラブ4年の山本若菜です。よろしくお願いします。


1.IVUSAとの出会い

―ありがとうございます。早速1つめの質問に移りたいと思います。若菜さんがIVUSAに入ろうと思ったきっかけを聞かせてください。

きっかけか…。もともと何かやりたいというよりも、就活で生かせるようなサークルを探してて、ボランティアだったら自分のアピールポイントになるかなって思いながら探していた時に出会ったのがIVUSAでした。


―そうなんですね。他のボランティアサークルの候補はなかったんですか?

探し始めた時期が遅くてほとんどの新歓が終わっていたから、入れそうなサークルがIVUSAしかなくてギリギリセーフで入ったみたいな感じです(笑)。


ーなるほど!就活に活かせる且つ新しいことができるサークルを探していたっていうことですね。

そうですね。最初のきっかけはそうでした(笑)。


―4年生ということはIVUSAに入ったらコロナ禍だったんですか?

1年生の2月、3月までは 春プロ*1ができていたから、コロナ禍に入ったのは2年生の時からかな。


―コロナ禍で現地の活動に行けなかった時は、IVUSAの活動ではどんなことをしていたんですか?

そうだねぇ、オンライン活動をいっぱいしてたかな。私は 西伊豆*2の年間チームとかにも入ってたので、オンラインイベントとか開いたりしてたかな。あとは世田谷クラブでグループ長もやってたので、そこで活動することが多かったです。いかに皆が辞めないようにするかっていうのでオンライングループ会や、少人数で対面グループ会とかは頑張ってやってました。


―そうなんですね!私が西伊豆で若菜さんとお会いした時に、西伊豆から帰った後も東北行かれると言っていて、本当に活発な人なんだなと思いました。

いやいや(笑)。最初の方は全然活発じゃなかったんだよ。


活動中の養鶏場にて

―そうなんですか?

そう。最初は割と楽しく活動していたいなと思ってたから、どっちかというとクラブ内のイベントとか子ども系のクラブ事業とか、比較的小さい活動に参加して、あんまりクラブ外の友達はいないっていう感じだった。


―それはだいぶ意外です…。

そう(笑)。 プロジェクトとかクラブ外の活動に行き始めたのは4年生になってからかもしれない。


―そうなんですね!1年生の時に行ったプロジェクトはどこかありますか?

初めては西伊豆!でも実は1年生のときは夏くらいまでずっと幽霊部員だったの(笑)。


―本当に意外です(笑)。 

1年の時は幽霊部員で消極的だったんだけど、毎年10月にある学祭に出てほしい!ってその時のクラブの班長さんにLINEですごく言われて、戸惑ったんだけど(笑)。せっかく高いお金払って入ったし、学祭だけ出てやめてもいいかなって思ってたの。


―若菜さんにそんな時期があったんですね(笑)。

そうなんだよ(笑)。 学祭では「よさこい」っていうセクションに入って、1年生の知り合いが増えて、先輩との関わりも増えてって仲良い人たちが増えていって…。その頃から、「こんな楽しい人たちがいるサークル楽しい!」って思うようになって(笑)。 


―良かったです(笑)。サークル楽しいですよね!

そうだね(笑)。そうやって過ごしていく中で一年生の春プロはどの活動に参加しようってなった時に、よさこいのメンバーみんなで西伊豆に行って踊ろう!っていう話が出たの。


―そうだったんですね!

そう!西伊豆って、春プロでいつもよさこい踊ってるのね。今年の春プロジェクトはフェスがなかったけど、クールタウンフェスがあったじゃん?


―はい、ありました。

あのフェスで、毎年よさこいを踊る西伊豆の恒例イベントがあったんだけど、それを学祭にでたメンバーみんなで踊ろう!っていう話になって、そこから西伊豆町活性化活動に行くことになったのが最初のプロジェクトかな。


―そうだったんですね。

そう。でも西伊豆町は結構世田谷クラブの人が多いから、世田谷クラブが少ない活動も行きたいなって思って、もう一つ飯山*3に行ったりして。その2つの活動に参加してからもうコロナ…ってなっちゃったから。


―1年生の春プロで2つの活動に行ったんですね。

あーそうそうそう!なんか雪系楽しそうだなって思って(笑)。雪がたくさん降る地域で、且つ世田谷クラブの人が少ない活動に行きたいなって思ったから飯山、そして西伊豆の2つの活動に行きました。


―そうなんですね。意外な話をたくさん聞けて面白かったです(笑)。

本当そうだよね(笑)。今思うと美咲と活動中にそんなしゃべってないね。


―私も活動中たくさんお話させていただいたなって思ってたんですけど、改めてお話しすると初耳のことばっかりでした。

確かに確かに(笑)。


2.印象に残る活動

―今までいくつか活動についてのお話を聞かせていただきましたが、1番印象的だった活動っていうのはどれになりますか?

この質問ほんとに難しいなって思ったの(笑)。


―そうですよね(笑)。

4年生になって夏プロ*4も春プロも行ったりとかして、思い返したときにパって印象に残ってるなって思ったのが、私の中では夏プロの九十九里*5の活動かな。また新しいワード出てきちゃってね(笑)。


―活動中に少しお話を聞いたくらいですかね…。

あーそっか!そうだね。私ずっと調理PT*6をやりたいなっていうのがあって、そしてやるんだったら一番大きいプロジェクトでやりたいなって思ってたから。


―いいですね!

そうしたら、コロナも落ち着いて九十九里の活動を夏にやっとできることになって。調理PTやろうって思って、未経験者みたいな状態ではあったんだけど、派遣で何回か調理やってたっていうのもあって調理統括をやらせてもらえて。結構不安なことも多かったんだけど、幹部とか他の同期とか違うPTやってる子たちも、みんな初めてだけど頑張ってる姿とかを見て、刺激をもらって自分も頑張れた部分もありました。


―素敵です。

ありがとう(笑) 。コロナ明け一発目の活動は自分の知ってるプロジェクトとは全然違うものだったね。コロナ前の活動を知ってる自分たちだからこそ後輩たちに伝えられることがあるなぁっていう思いも抱えながら、結構工夫して頑張った活動っていうことで九十九里の活動は印象に残っています。


―素晴らしいお話でした。PTもその時が初めてだったんですね。

でも九十九里浜全域清掃大作戦の前に印旛沼*7の活動があったから、そこが初めてのPTだった(笑)。 活動が終わって、次の次の日くらいが九十九里だったから、もうどうしようって感じで事中は活動してた。


―どちらも調理PTをやられていたんですか。

そう。どっちもやった。統括は九十九里の方だけだけど。


―すごい…。一気に初めてのことを2つも行ったんですね。

そうだね。


―1年生の時はPTとかは特にやらずに一般隊員として参加されたんですか?

そう、PTの存在も知らなかったから。ただ、どっちかって言ったら活動を楽しみたいって思いが強かったから、一般隊員として1、2年生の時はやってた。


3.後輩に伝えたいこと

―ありがとうございます。では4年生として後輩に伝えたいことを教えていただきたいです。

1番思うのは、感謝の心を大切にして欲しいなっていうことかな。4年間活動してきて、気の合う仲間はもちろんだけど、価値観の合わない人とか色んな人が居たからこそ、楽しいとか辛いだけじゃない、自分の中に色んな感情が生まれたなぁって思っていて。その色んな人との出会いとか経験が、結局は自分の財産になってるなとすごく思ったので。自分に出会いや経験をくれる仲間を大切にして欲しいなって思います。

―ありがとうございます。IVUSAに入らなければ得られなかった出会いがたくさんあって、それら全てを大切にしていきたいなと思います。

あと、自分がこうやってボランティアをできているっていうのも、支えてくれる家族がいたり急なボランティアが入った時にシフトを変わってくれるバイト仲間がいたり、ボランティアを受け入れてくれる地域の方々がいるから。IVUSAの仲間だけじゃなくて支えてくれる人のおかげで自分がボランティアに行けているって思えば、何か一つボランティアに行くにしても、心持ちっていうのはすごい変わるから、周りの人への感謝の心は大切にしてほしいなって思いました。


4.あなたにとってIVUSAとは

—ありがとうございます。私もこれから周りの人に感謝する気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。それでは最後の質問になります。若菜さんにとってIVUSAとは?

私にとってのIVUSAは、心が躍る場所だなって思います!IVUSAってやれることがたくさん転がっていて、同じ場所でも行くたびに新しい人に出会えるし、新しい発見もできる場所だなって思っていて。こんなにワクワクできるようなことって他では無いすごいことだと思うので、自分が面白そうだなって思ったことに踏み出す勇気があれば、いろんなワクワクに出会えると思います。そういう新しい最初の一歩みたいなものを、みんなには踏み出してもらいたいと思う。私も4年生になって新しく始めたこととか初めて行った場所とかいっぱいあったので、3年生だから4年生だからって思わないで、色んなことに挑戦してみてほしいなって思います。

―ありがとうございます。心が躍る場所。この言葉すごく響いちゃいました(笑)。

ははは(笑)。


―たくさんの素敵なお話をありがとうございました!インタビューはこれで以上になります。

はい!ありがとうございました!


編集後記:森屋美咲

心躍る場所。なんて素敵な言葉なんでしょうか…。きっとIVUSAに対して好奇心をもって活動してきた若菜さんだからこそ浮かぶ言葉なのだと思います。社会人生活頑張ってください!密かに応援しています!

取材:森屋美咲(國學院大學2年)
編集:森屋美咲

*1:春プロジェクト

*2:西伊豆町活性化活動

*3:長野県飯山市活性化活動

*4:夏プロジェクト

*5:九十九里浜全域清掃大作戦

*6:プロジェクトチーム

*7:印旛沼クリーン作戦